5th Trip for Korea Railway 2003.07 (2003.07.26)
毎度恒例の、夏の韓国旅行。大垣夜行から列車を乗り継ぎ博多まで入る、常軌を逸した所業である。
この時期は、青春18切符の利用客が多いために、臨時大垣夜行(ムーンライトながら91号)すら一ヶ月前で売り切れ、已む無く定期便(ムーンライトながら)を使うことになった。今年の3月改正で広島近辺のダイヤが改悪されたために、到着時間が一時間遅れ、博多駅に着くのが20時46分である。
この日は幸先の悪い出だしだった。夕方から大雨が降った影響で、東海地区ではダイヤが大幅に乱れ、本来なら2時間以上前に出発しているはずの出雲号が横浜駅のホームに止まっているではないか。
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| 職員に聞いたところで、いつ出発するかわからない状況であった。 |
救いがあるとすれば、「ムーンライトながら」は特急「ふじかわ」「伊那路」と共通運用を行っているので、もし運休すれば東海地域のダイヤに穴が開くから、どうにかなるとたかをくくっていた。ところが、ムーンライトながら91号が20分遅れで発車していくものの、肝腎の列車がいつまで経っても姿を見せない。おかしいと思い、時間を潰していたら、折り返しとなる静岡発東京行が3時間以上も遅れていた。
これでは、下り列車となって戻ってくるのは1時を過ぎるので、6時55分に大垣駅に着くか、不安であったが、車掌に聞いてみたら「だいじょうぶです、定時に着きます」とのこと。余裕時分を持っているので、少しくらい遅れたところで十分取り戻せるらしい。かえって、ながら91号を使ったら大変なことになった。
小田原からでも、デッキに座れる程度の混雑。列車は無事大垣駅に定時に着いた。乗り継ぐ列車も7両編成だから、輸送力に何ら問題はない。米原で新快速に乗換え、京都には8時44分に着く。広島・小郡近辺での接続が悪く、京都で少し時間を潰せるので、京都駅地下のイノダコーヒで朝食を取る。
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| 京都駅中線に留置されている、智頭鉄道の特急車両。左は「ひだ」。 |
9時31分発の姫路行新快速に乗車。睡眠不足の為、神戸付近までうとうとする。姫路で三原行電車に乗り換えるが、ホームにいた電車は221系の6両編成だった。この区間の主力は115系のはずなのだが。
姫路〜岡山間は山間部を縫うように走る。沿線は田園地帯で特に何があるというわけではない、長閑な風景である。少し街が開けると、岡山に到着。小休止を取って、今度は下関行に乗車。115系の4両編成。
この列車は、昼間に運転される普通列車の中では屈指の長距離を走る。岡山を12時45分に発車し、終点の下関に着くのが19時06分である。途中、三原・広島で数分停車する以外は、ほとんど30秒停車にもかかわらず、6時間以上かかるので、少々気合が必要である。
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| 姫路〜岡山間で運用されていた、221系6連。かつての「新快速」。 |
昼間帯ということもあり、旅行客と、地元の学生が混在している。金光で、金光高校とおぼしき学生が乗ってくる。制服が明るい赤紫色のシャツというのも珍しい。列車は「坂の町」尾道、レール積み貨車が留置されている東福山を過ぎ、福山に到着。ここで乗客の入れ替わりがある。高架駅の三原駅でも、221系6両編成を見かける。
広島までは、瀬野八越えに代表される山間部を走る。この間、ぽつぽつと客が乗ってくる。瀬野駅から快速運転となって瀬野八越えを下るが、この区間に貨物列車を運転するのも苛酷なほどに、連続勾配が続く。勾配が終わると広島近郊である。
広島でまた乗客が入れ替わる。15時過ぎということもあり、昼下がりの一番暑い時間帯である。天候は神戸辺りから晴天が続いている。ここから岩国まで快速運転が続く。
岩国から下関まで各駅停車。南岩国駅で若干降車ががあるが、ここから光までは流動も少ない。沿線人口も少ないこともあり無人化が進んでいる。光あたりから浴衣姿の女性が乗ってくる。この時期は「大徳山祭り」があったことを思い出した。
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| この時点においても、0系新幹線の原色塗装は数少なくなっていた。 |
徳山駅で乗客の大半は降りる。福川・戸田といった駅も今日は珍しく乗客が目立つ。防府〜小郡間でもまた浴衣姿を見かける。防府でも夏祭りがあったのだろうか。この辺りになると日も傾く。長府〜下関間で乗降が増えはじめ、下関には定時に到着。あとは、関門トンネルを越え、小倉で快速列車に乗り換えて小倉を目指す。
20時間近くも列車に乗っていると、いい加減疲れてくる。子供の騒ぎ声に切れそうになるほどだ。博多駅に20時46分に到着。この日は福岡在住の知人と合流し、会食後、ビジネスホテルで体を休めた。